スーパーカブ90

カブ90である。
私の家族のメンバーだった。
私で、3オーナー目であった。
遠くの街から私の所にきた時は、まったく動かず。
前のオーナーから譲り受けたとき、走行距離は、
ほとんど、走っておらず外装もきれいだった。
「Monkeyと同じにおいがする。」なんて・・・ 
あまり手を加えなくエンジンが動いた。
「さあ!試運転だ。」
少し肌寒い朝、近くの山道まで走った。
「絶好調だ!」
なかなか、力があり走っていて気持ちいい
Monkeyとカブ

なんとなく、いい感じだ。

 


カブは、私の家族になった。
そして、数ヵ月後、
「家族のメンバーだった。」に、なってしまった。
朝、突然カブは、いなくなった。
「どこにいったのだろう?」
「夢をみていたのだろうか・・・」
知らない街で元気に走っていて・・・

 

このカブ90は、盗難にあいました。
鍵を3つもかけていたのですが、
全部こわされていました。
絶対あってはいけないことなのです。
私だけでなく、たくさんのいやな思いした方がいると
思います。
自分も同じ体験をされたらどうでしょうか?
いやな思いはたくさんです。
二度とこのようなことがないようにと思います。


もう一度乗れる時が来ればと思います。
短い間ですが、とても思い出のあるバイクでした。

田舎の倉庫の中で見つかり私のところに来ました。
程度が良くすぐ乗れるようになり、
結構スピードがでるんですよね。
やっぱり90ccですね。
いっぱい楽しませてくれました。

しばらくバイクは外に置けないので、
いつかカブに乗っている自分があることを夢見ています。



2004/10/22追加

1998/10/ 撮影
写真が、でてきたので、スキャナにて取り込みました。
写真を見ると、やっぱり、カブがほしくなってきますね。
部屋の中には、無理だろうな・・・




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